おばあちゃんとの出会いによっていろいろな経験をし、今の私がある。

  • クラシックレジデンス東戸塚
  • 介護職

渡邊 ミユキmiyuki watanabe

2017年入職。子どものころ、近所に住んでいたおばあちゃんから本当の孫のようにかわいがってもらったことが、介護の仕事に就くきっかけに。そのおばあちゃんとの思い出や、仕事への思いなどをお話ししてもらいました。

おばあちゃんとの出会いによって
いろいろな経験をし、今の私がある。

そのおばあちゃんとの出会いは、私が5〜6歳くらいの頃。よく通っていた近所の銭湯でした。
幼い私が一人で体や髪を洗っているのを見て、手助けしなきゃと思ってくれたみたいで、「洗ってあげるから、こっちへいらっしゃい」と声をかけられました。全く知らない人だったので、私は「嫌だ」と言ったんですが、おばあちゃんは放っておけなくて、最初は半ば無理矢理に、ゴシゴシ洗われたことを覚えています。
そうやって段々と仲良くなって、お互いの家を行き来するようにもなりました。「孫のようにかわいい」と言ってくれ、ご飯を食べさせてくれたり、家事を教わったり、悩み相談にのってくれたり。私にとっては母親のような存在で、今もその関係は変わっていません。一緒に遊園地に行ったこともあるし、叱られたことも、喧嘩したこともあります。おばあちゃんのお陰で本当にいろいろなことを経験させてもらい、人としての心構えを学び、今の私があると感じています。

お客様との関わりを通じて
育ててくれたおばあちゃんに恩返しを。

私に「介護の仕事が向いてるんじゃない?」と最初に言ってくれたのも、そのおばあちゃんでした。高校生のときに小料理屋でバイトをしていたので、料理の道に進みたいという気持ちもあったんです。でも介護の仕事であれば、お客様との関わりを通じて、私を育ててくれたおばあちゃんにも恩返しできるんじゃないかと思ったんです。
それに、そのおばあちゃん以外にも、いろんな人にお世話になってきたんですよね。小さい頃からいろんな人に親切にしてもらって、育ててもらってきたことへの感謝の気持ちを、介護の仕事を通して、お返しできるといいなと思っています。

日常に小さな喜びがたくさん。
介護の仕事を選んで良かった!

介護の仕事は、日常に小さな喜びがたくさん散りばめられています。お客様の生活をお手伝いさせていただく中で、何気ない会話で笑い合えることがすごく楽しくて、この仕事を選んで本当に良かったと思っています。これもやっぱり、おばあちゃんのお陰ですね。
まだまだ駆け出しなので、分からないことも多く自信もないですが、早く介護福祉士に合格して一人前になって、より多くのお客様のお役に立てるようになりたいですね。
「職員だから、こうしなければ」ということもありますが、お客様と冗談を言い合ってお腹を抱えて笑うときは素の私。そんな、気持ちが通い合う時間を大切にしたいと思っています。